月と風と 4つの挑戦

『重症心身しょうがい』をお持ちの本人さんの地域生活支援を行う

重症心身しょうがいをお持ちの本人さんがいます。

しかし実際に適切なケアを提供できるヘルパーは数少なく、

それ相当の技術を持ったヘルパー育成にも手間がかかり、

ヘルパー活動上のリスクがあるため、敬遠されている実態があります。

けれど、ヘルパーを使って外出・入浴をしたい。

地域で生きる一員として、色んな人と関わって暮らしたい。

そういう想いは、他の地域で暮らすしょうがいをお持ちの方と、何ら変わりはありません。

重症心身しょうがいをお持ちの本人さんに関わる人が多ければ、

もっと活き活きと地域で暮らしていけるはずです。

「医療の専門性」よりも、一緒に地域で生きていく仲間として、

「本人・親御さんとの親和性」に重点をおいて支援していくという挑戦です。

芸術活動を通じて、本人さんを地域での大切な存在として認めてもらえるよう尽力する

しょうがいをお持ちの方の芸術活動はとても自由です。

感性の赴くままに自分が楽しいようにやるからこそ、

治療や決められたことを、ノルマとしてこなすもの以上の輝きがあります。

芸術とは自分を表現して、他人とコミュニケーションを図るツールであり、

芸術を通じて、お互いを認め合うことができます。

言葉を持たない、機能的に体が動かないという人も、

もちろん「自分を表現したい」という欲求があり、

「自分を知ってもらって、色んな人と関わって、知り合って、一緒に生きていきたい」

それを実現することで、地域に知り合いが増え、関わってくれる人が増える。

笑顔で一緒に暮らせる地域社会をつくっていく挑戦です。

『生活を楽しむ』というライフスタイルへの転換

お金はないけど、心は潤う。

「ある程度の給料」というのは、

消費を重ねた場合に困らないものと考えます。

自分には不釣合いな。

ほしくもなかったけど。

気が付いたらみんなもってるから。

しかしながらテレビドラマの中のいわゆる「普通の家族」に、

しょうがいをお持ちの本人さんは出てきません。・・・

誰もふみつけにしない仕事をし、料理をし、掃除をし、昼寝をし、子育てをし、

親の介護をし、友達や地域の人と語らい、家族と語らい、助け合いをし、

多様性を認め合い、時には自分を表現したり、食べ物や生活用品を作ったり・・・

質素だけれど「生活を楽しむ」というライフスタイルに転換することで

月と風とのスタッフは、誇りを持って仕事をし、

心も体も喜ぶ生活を営んでいくという挑戦です。

社会変革の手段としての「NPO」にあくまでこだわる

小規模だからできることがあります。

しょうがいをお持ちの本人さんは、本当にひとりひとり違います。

それによって支援の仕方も違ってくるはずです。

小さく細やかな対応のできる、気持ちある組織が

つながって、助け合って、本人さんを支えていく。

そのためには比較的簡単に設立でき、ある程度の知識を持ち、

賃金的な高望みをしなければ、誰もふみつけにしない仕事ができる

「NPO」というものが、その手段になりえると考えます。

自分たちの想いを貫き、社会を変えていこうという挑戦です。

ついったー

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